スクラムという働き方 ~第1回 スクラムって何?~
こんにちは、チームを変える人です。
スクラムという働き方について何回かに分けて書いていきたいと思います。
今回の記事で書いていること
今回の記事で書いてることを3行でまとめるとこんな感じ。
- スクラムとは「メンバーが助け合い、成長しながら生産性の高いチームになるための決まりごとやルール」のこと。
- スクラムでは「役割」や「イベント」が決まりごととして用意されている。(詳しくは次回以降の記事で!)
- スクラムはこれまでの働き方とは違って変化に強い働き方。(詳しくは次回以降の記事で!)
スクラムとは
スクラムを一言で表現するとき、よく次のような言い方をされます。 「チームで仕事を進めるための枠組み」
シンプルすぎてよくわからないですね。ぼくなりに表現するとこんな感じ。 「メンバーが助け合い、成長しながら生産性の高いチームになるための決まりごとやルール」 という感じでしょうか。
ちなみに、語源はラグビーのスクラムです。メンバーがスクラムを組んで仕事を勧めていくイメージですね。
あ、あともう一つ。 スクラムはもともとの発祥がソフトウェア開発(IT業界)なので、「スクラム開発」と言われたりもします。 ですが、スクラムはソフトウェア開発にしか適用できない働き方ではなく、営業や学校・教会の運営にも応用されている汎用性の高いものです。 もしかしたら、人事や経理などのスタッフ職と呼ばれる職種の方たちにも働き方のヒントを与えてくれるかもしれません。 ですので、IT以外の職種の方たちもぜひ当ブログを御覧くださいね!(←宣伝)
チームには決まりごとやルールが必要
チームで仕事を進めるためにはいくつかの決まりごとやルールに基づいてメンバーが働く必要があります。 各メンバーがそれぞれのルールで働いていたならそれはチームと呼べないですもんね。
スクラムの決まりごとやルールでは、チーム内の役割やメンバー間でのコミュニケーションを促進するためのイベントが用意されています。 (詳しくは次回以降の記事で紹介していきます~(゚∀゚))
決まりごとと言っても、「絶対にこうしないといけないぞ!٩(๑`^´๑)۶」っていう感じじゃなくて「こんな感じで仕事したらうまくいくかもよ~(´ω`)」くらいのニュアンスです。
スクラムはこれまでの働き方とは違う!
これまでソフトウェア開発では「プロジェクトの最初にきちっと計画をたててそれをもとに仕事を進める働き方」が主流でした。 「きちっとした計画を立ててからはたらく」というやり方はソフトウェア開発以外の仕事でもよくあることだと思います。 これは計画駆動開発と呼ばれていて、この働き方にもいいところはあるんです。 しかし、大きな弱点もある。それは 変化に弱い!
それに対してスクラムは 「きちっとした計画なんて立てるの大変だし、実際無理っしょ?wwwだって途中で前提条件や事情が変わったりすることもあるし。」 という考え方です。 だったら、「計画をたてること」ではなく、「変化に柔軟に対応すること」に注力したほうがいい。 そのための決まりごとやルールがスクラムには用意されているのです。 (このあたりも次回以降の記事で詳しく紹介していきます)
今日はここまで。では、また。